VFX・日々のニュースメモ


by imbored

面白?ニュース 2004/10/18


鳥か?飛行機か?
いや、アラスカの荒野の真ん中で角を電線に吊られたヘラジカの雄だ!

なんと今月五日にアラスカで、賞を取れるくらい大きなヘラジカの雄が電線に角を絡ませて吊られてるのが見つかったそうです。










そのシカは15mもつり上げられてる所を、異変を感じた作業員に発見されました。

電線から降ろされた時にはまだ息はあったので、安定剤を打って降すことも出来ましたが
アラスカ州魚類・狩猟鳥獣局の職員が反対したため、殺されました。
なぜなら、シカは既に極度のストレスを受けていて死ぬおそれが高く、安定剤の作用によりその肉も食べられなくなるからです。

電力会社の社長のコメント
「本当に信じられないよ。」
「残念なのはヘラジカを殺さなきゃいけなかった事だね。」
「降ろした時に逃げてくれればどれだけ良かったか」

ヘラジカの角は1.5mにもなり、アラスカの狩猟コンテストの受賞サイズ並でした。
最初に通報を受けたアラスカ州魚類・狩猟鳥獣局の職員・デーブさんは、そのヘラジカの角は州の財産にあたるため、行方を追っています。

デーブさんのコメント
「オレはまだその角を見てないのに。」
「今、電力会社に角を引き渡すように言ってるところさ。」

調査によると、そのヘラジカはちょうど男性ホルモン大活発な時期にあり
まだたるんでる状態の電線を発見、戦いを挑んだ模様。
よく知られているように、発情期のヘラジカは攻撃的です。

アンカレッジの建設主任のマービンさんのコメント
「ヘラジカ君はちょうど発情期のまっただ中で運悪く電線がぶらぶらしてるのを見つけちゃったんだろうね。」
「28年もこの州に住んでるけどこんなことは初めてだよ。」
「会社は52年も営業してるがこんな事件は起こったこと無いよ。」

「どうやって起こったのかは見てないが、とにかく起こっちまった。」

この、角が引っ掛かりつり下がっているヘラジカの写真が二日後の木曜日にインターネットに広まり始め、
デーブさんがその画像を見たのが金曜日。

「誰も15mも高くつり下げられてたなんて教えてくれなかったんだよ。」と驚きのコメント、そして
「でっかいミートポール(注1)だよね、取ろうとした熊は居なかったけどさ。」と皮肉りました。



注1:ミートポールは仕留めた鹿などを吊す台の様なものです。
   電信柱などで作る事が多い。一応ギャグのつもりですね…



州の野生動物学者・シートンさんは、木曜日にこの写真を見た時は、かつがれたと思いこうコメントしています。
「あんたがUFOを信じてるならこの写真もきっと信じるだろうね。」
そして金曜日に写真の確証が取れたときにもまだ懐疑的で
「まだ信んじられないよ」と言ってます。

魚類・狩猟鳥獣局広報部職員のキャシーさんは木曜日にその写真を見たとき、画像処理されてると思たそうです。
「私は誰かがフォトショップで合成したのかと思ったわ。」
写真が本物だと分かったときもなかなか信じられなかったそうです。
「ホントに変な話よね。信じられないような偶然が重なって起こったんだわ。ヘラジカ君は運悪くその時に居合わせちゃったのよ。」


発情期に雄のヘラジカが物に戦いを挑むのは珍しいことではありません。
たいていのアラスカ人はこの時期、ブランコに挑んでるものや、クリスマスデコレーションが角に引っ掛かった
写真を目にしたことがあるものです。

デーブさんは語ります、「俺たちは、物干しに引っ掛かりシャツやパンツが角に引っ掛かったままメインストリートを走ってるヘラジカを捕まえたことはあるけど。」
キャシーさんやデーブさんは、木の間を通っている電信線に絡まり死んだヘラジカの雄も見たことがあります。


公共・環境局のカールさんは、デーブさんに事件についての電話をかけました。
カールさんは五日に電力会社から「問題が起きた」という電話を受け取り、狩猟鳥獣局と野生動物局に伝えたのです。

二時間後デーブさんはカールさんに、電力会社の作業員がヘラジカの状態を考え、殺すことにしたと伝えました。

デーブさんは
「作業員からの情報は大まかなものだったんだ。そして安定剤を使うと死んでしまうおそれがあった。」
と言っています。

「彼らが疲れ切っていたら、薬に負け、死んでしまう。だから肉を食うことが出来ない。」

薬を使わなかったので、肉は住民達に配られました。

電力会社の作業員たちはヘラジカを助けるために力を尽くしました。
一度地面の近くまで降ろされましたが、無駄だと分かりました。
社長のマリアンは語っています。
ヘラジカが抜け出そうとして暴れたためです。
威嚇して誰も近づけませんでした。

彼はこう続けます。
「彼らは全力を尽くしたが、助け出せる可能性は皆無だった。」


今回、インターネットに写真が広まるのがどれだけ速いのか分かったが、大成功に繋がるかは疑問だわ。
キャシーさんは言います。

「ろくな事にならないわ」


現在ニュースになり写真がインターネットにでているが、マリアンは動物愛護団体が関わってこないか心配しています。

「私たちが間違ったことをしてないかアラを探す人はいるだろう」
「わざとやったなんてことは絶対にない」

マリアンはこう続けました。
「これは誰にとっても驚くべき不意打ちだ。」





誰か角を持って帰っちゃったんですね…
表彰モノの大きさですから気持ちはわかります…
しかし本当に動物愛護団体がからんで来たら厄介。
ソース:Wired moose
関連:ミートポール
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by imbored | 2004-10-18 09:31 | blog風味